代表的なアート花火の種類及び作例

アート花火とは「夜空に咲く宝石のような花」をコンセプトにした花火写真です。

便宜上アート花火という言葉を使用してはいますが実は花火そのものがすでに煙火師による芸術作品です。ここでは煙火師の匠の技に敬意を払いつつ少し違った花火写真について解説していきます。

概要

全ての花火がアート化し易いかというとそうではありません。最も重要なのは花火の品質です。大量生産された輸入物は日本の煙火師による珠玉の一発には到底かないません。その他については

・スターマインよりも単発打ち
・尺玉よりも5~7号玉
・菊よりも牡丹
・芯の数が少ない(八重芯以下が望ましい)

逆に錦冠や銀(白)系はアート化が困難です。

その他にも
・玉の座りが良いこと
 デッドポイントで開けば丸い盆となる。
・肩の張りが良いこと
 星が風に負けずに放射状に綺麗に飛ぶ。
・星の一部が抜けたり泳いだりしないこと
・星の色の変化が均一で揃っていること
・消え口が揃っていること
 が挙げられます。

アート花火のカテゴリー分け
・一輪咲きタイプ
 主に単発打ちの割物花火など
・小花繚乱タイプ
 主に千輪などの半割物など
・ラインアート系
 飛遊星や蜂などのポカ物
 蝶やリングなどの型物
・スパンコール系
 細波や点滅といった変化が目立つもの
・スターマイン系
 対打ちやスターマインの切り取り

(割物)・・一輪咲きタイプ

大葉入り紅牡丹のアートバージョン。大葉入りは非常に良いアクセントになります。

大葉入り青牡丹

大葉入り緑牡丹

大葉入り紫牡丹

大葉入りステンド牡丹(彩色満星)。無限遠から接写方向にシフトしたもの。

大葉入りステンド牡丹(彩色満星)。接写から無限遠にシフトしたもの。

銀菊のアートバージョン

青牡丹光露

先青光露

菊先青光露

聖礼花

椰子(半割物)

キラ芯八方咲

八方入り銀菊

錦菊

紅点滅芯大葉入り牡丹

染分

紅点滅芯万華鏡

クロセット

万華鏡入りさざ波

紅菊先色蜂(方向変化)

覆輪

銀菊

彩色八方咲

昇小花付錦菊(接写から無限遠へシフト)

菊先パステル三度変化

菊先青紅

クロセット芯染分

八方菊

染分

未来花芯キラキラ

芯入姫菊

紅点滅芯八方菊先三度変化

覆輪

虹色グラデーション

(小割物)・・小花繚乱タイプ

彩色千輪

芯入青千輪

銀千輪

葉落銀千輪

葉落千輪

(ポカ物)・・ラインアート系

飛遊星

引先遊泳(先方向変化)

(型物)・・・ラインアート系

(細波や点滅)・・スパンコール系

和火銀点滅

葉落

(対打ち、スターマイン等)・・スターマイン系

スターマインの切り抜き

スターマインの切り抜き

対打ち

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ヨゾライトは花火大会の花火写真・アート花火写真サイトです。花火写真好きの写真愛好家が集まり、各大会で撮影した花火写真や現地の様子などを公開しています。



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