えびすの神様への奉納花火として明治32年から開催されている由緒正しい花火大会です。11月の澄んだ夜空に打ち上げられる花火は非常に綺麗です。全国に名を馳せる信州煙火と青木煙火による共演はもとより10号玉新作コンテストに参加する優秀な花火師たちによる作品は非常に秀逸です。ミュージック・スターマインや特大スターマインも多く全国屈指の花火大会です。
長野の11月は非常に寒いので防寒対策をしっかりして行きましょう。主に10号玉とスターマインで構成されています。
開催時期:11月23日18時~20時
会場:長野市 長野大橋西側 犀川第二緑地
駐車場:エムウェーブ、真島臨時駐車場、長野地方卸売市場
打ち上げ場所:MAPに表示
打ち上げ数:約1万5000発
「長野えびす講煙火大会」は長野県長野市の犀川沿いで開催される花火大会です。毎年11月23日、勤労感謝の日に行われ、規模も大きいことから晩秋・冬の花火大会にも関わらず、多くの見物客で賑わいます。
この花火大会は江戸時代から行われており、お店の集客のために開催されたのが起源と言われています。当時からかなりの人出があったそうです。
その後善光寺門前の「西宮神社御礼祭」で、えびす神に感謝の意を表するために花火を打ち上げるようになったことから、「えびす講」の名が付きました。「えびす講」は商売繁盛や五穀豊穣を祈る祭りで、11月18日から20日の期間に開催されています。
長い歴史のある花火大会なので、歴史的記録もあります。大正5年には日本初の二尺玉が打ち上げられました。
大正時代から厳選された花火師しか参加できないという大会になっており、この花火大会に参加できることが、一流の花火師として認められ出世に繋がったことから、この大会は「出世煙火」と呼ばれるようになりました。花火の質が高いことから現在でも全国でも有数の花火大会として知られています。
10号玉新作花火コンテスト、音楽と花火が融合したミュージックスターマイン・ワイド特大スターマインも見事です。11月末という珍しい時期の花火大会ですが、40万人ほどの見物客が訪れます。
以前は二尺玉を打ち上げていましたが、市街地化で大きな玉を打ち上げるのが難しくなってきたため、1992年から「全国十号玉新作花火コンテスト」を行うことになり、高い花火技術を見ることができる大会として人気が増しました。
この時期は最低気温1度、最高気温10度ほどの寒さになっています。
長野の11月は寒いのでダウン・スキーウェア・カイロ・帽子・手袋などを準備していきましょう。下はビニールシートだと寒いので、小さい座布団など寒さを遮るものを持っていったほうが良いです。
晩秋の寒い時期の大会ですが、空気が澄んでいるので花火がとても綺麗にみえます。
花火見物場所近くには駐車場が無く、3ヶ所の臨時駐車場からシャトルバスを使って会場に向かいます。駐車場は1000台ほどの規模になっています。駐車場は15時開場、22時閉鎖です。シャトルバスの料金は大人片道400円となっています。
長野駅東口から会場までは徒歩20分ほど。長野駅からのシャトルバスは大人片道200円程度です。
有料の観客席は「プレミアムシート」「えびすシート」の2種類が用意されています。
名称 | 長野えびす講煙火大会 |
ふりがな | ながのえびすこうえんかたいかい |
住所 | 長野県長野市川合新田犀川第二緑地 |
駐車場 | 有 / 無料臨時駐車場 |
トイレ | 有 |